auひかりのレンタルルーターを交換したら、回線速度が爆上がり
在宅ワークでのあるある、回線が遅すぎる問題
新型コロナウィルスの拡大から、在宅ワークの日常が定着した方も多いのではないでしょうか? そこでよく発生するのが、 回線が遅すぎ問題
カメラON状態でWEB会議をしているとき、 画面共有をしたとき、 夫婦が同時にWEB会議をしてるとき、 カクカクしたり、音が途切れ途切れになったり、急にZoomやTeamsなどが落ちたり。。
その症状に悩んでいた私は、 私の場合、問い合わせてルーターを交換してもらうだけで、 回線速度が72Mbpsから520Mbpsまで激的改善をしました ①そこまでに至った背景 ②確認すべき点 ③やり方 この3つを紹介します。
1.問題発生の背景 1-1.契約していた内容 1-2.問題の発生 2.確認するべき点 2-1.契約しているデータ転送速度は十分なのか? 2-2.実態のデータ転送速度はどれくらいなのか? 2-3.どの程度の回線スピードが必要なのか 3.改善をする方法 3-1.自宅のルーター機種を確認する 3-2.My auで手続する、コールセンターに一本電話するだけ(手数料あり) 3-3.接続、そして、改善 4.まとめ
1.問題発生の背景
1-1.契約していた内容
家族全員でauのスマートフォンを使用している。 自宅のwi-fi環境を整えるにあたって、どうせならすべて統一するのがお得、ということで、auひかりを選択しました。 auひかりの場合、いくつかプランはあるのですが、 賃貸アパートの我が家が対応できるのは「auひかりホーム1ギガ」というものでした。
1-2.問題の発生
在宅ワークの頻度が上がり、夫婦同時にWEB会議をしていると、どうも時差が発生する そんなときに、ルーターを好感しただけで、劇的に環境が変わったという友人の話を聞く これはマネができないかと調べてみました。
2.確認するべき点
2-1.契約しているデータ転送速度は十分なのか?
”データ転送速度”とは、一定時間内に転送することのできるデータの量のこと。
まずは家の戸棚の奥に隠れている契約書を引っ張り出して、契約しているプランを確認してみましょう。 この数字があまりにも低ければ、さらに速度の速いプロバイダやプランの検討が必要です
ちなみに、この速度について、多くの公式サイトでは「最大1Gbps」と書かれています。 しかしこの数値は、あくまでも1番速いときの理論値です。
つまり、「この速度までは出せる」というある意味、性能の説明であって、 「実際にそのスピードを担保します」というものではありません。
実際の速度を調べてみると、光回線の種類や契約するプロバイダによって、平均値は大きく異なります。 そこで、実際の速度の調べ方を見てみましょう
2-2.実態のデータ転送速度はどれくらいなのか?
色んな方法がありますが、一番見やすいサイトはこちらがおススメです。 fast.com
サイトにアクセスすると、自動的に測定が開始されます。 記録を残したいようであれば、スマホで画面スクショを取るのがおススメです。
私の家の場合は、1ギガ上限なのにこの程度(画像)
つまり、 ×今の契約しているプランでは、臨む環境が実現できない ○活かしきれてないポテンシャルがある
2-3.どの程度の回線スピードが必要なのか
色んなサイトを調べると、 「10Mbpsくらいは必要」 「動画視聴があるなら50Mbpsはほしい」 などいろんな意見がある でも、私の場合70Mbpsあっても回線の重たさを感じたので、それでは不足しているということ
3.改善をする方法
3-1.自宅のルーター機種を確認する
まずは自分の家のルーター(ホームゲートウェイ)を裏返して、どの機種を使っているかを確認してみましょう。
機種名 | データ転送速度(LANインタフェース接続規格) | 無線LAN規格 |
---|---|---|
BL1000HW | 最大10Gbps (10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX) |
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(Draft) |
BL900HW BL902HW | 最大1Gbps (1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T) |
IEEE802.11a/b/g/n |
BL190HW | 最大1Gbps (1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T) |
IEEE802.11b/g |
BL170HV BL172HV BL150HV | 最大100Mbps (100BASE-TX/10BASE-T) |
無線LANが内蔵されていない |
※2021年2月現在
色々ありますが、要は上にある機種ほど、新しくて、早いということです。
我が家の場合は、「BL900HW」を利用していました。 これを「BL1000HW」に変えることで、劇的に状態が改善しました。
3-2.My auで手続する、もしくはコールセンターに一本電話するだけ(手数料あり)
ホームゲートウェイの交換はMy auから申し込みが可能です。 au IDを使ってログイン後、「契約内容確認・変更」から手続きができます。 なお、利用者都合での交換になるため変更手数料3,000円がかかります。
また、新しい機器が届いたら今まで使っていた機器は返却する必要があるので、捨てたりせずに必ず取っておきましょう。
私の場合は、My auでの手続きがうまくできなかったので、コールセンターに直電話しました。 (KDDI auひかりお問い合わせ先:0077-7078 9:00~22:00)
ちなみに、各契約タイプで利用できるホームゲートウェイは下記の通りです。 太字の機種が利用できる契約タイプで他の機種を使っている場合は、交換を検討しましょう。
契約タイプ
利用できるホームゲートウェイの機種
契約タイプ | 利用できるホームゲートウェイ |
---|---|
ホームタイプ | BL1000HW、BL900HW、BL190HW、BL170HV (ホーム5ギガ・10ギガはBL1000HWのみ) |
マンションギガ マンションミニギガ |
BL900HW、BL190HW、BL170HV |
マンション タイプG | BL1000HW、BL902HW、BL172HV、BL170HV |
マンション タイプV マンション 都市機構 |
DX BL902HW、BL172HV、BL170HV、BL150HV |
マンション タイプE マンション タイプF |
BL170HV |
3-3.接続、そして、改善
1週間後、、、実際に届き接続。 注意点は、付属している新しい無線LANに必ず交換をすること。
というのも、無線LANにも規格があり、これも最新のものに変更する必要があります。
「無線LANは面倒だから、もともとのモノを使おう」 なんてしてしまうと、全く改善しない。なんてことが起こり得てしまいます。
無事接続が完了し計測してみると‥‥ あれ?期待したほどではない…。
どうやら、iPhoneで選択したwi-fiが良くなかったようです。
WiFiのGとAの基本的な違いとは?
ご自宅のwi-fiに 「XXXXXXXXXXX-a」 「XXXXXXXXXXX-g」
という表記がありませんか?
実は、 Aは安定した通信に強みがある Gは遠くまで電波が届く強みがある という特性の違いを示しているのです。
私は最初Gを選択してしまっていたのですが、より高速な環境を望むのであれば、Aを選びましょう。
その結果‥‥
衝撃の7倍以上の改善 交換して2か月以上たちますが、今までのようなかくかくは発生しなくなりました
4.まとめ
というわけで、auひかりを使っていて、リモートワークでご自宅のWi-fi環境に悩んでいる方は、 下記の順序で対応を検討してみてください。